あやしい彼女

映画『あやしい彼女』

2016.4.1[FRI]エイプリルフールに大暴露!

『謝罪の王様』のスタッフが贈る、驚異の年齢詐欺エンターテインメント!!!

期待または感想を投稿して豪華賞品をGETしよう!

各国映画を大比較

いきなり、20才。

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多部未華子 多部未華子 多部未華子 多部未華子 多部未華子 多部未華子 多部未華子 多部未華子 多部未華子 多部未華子

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キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ

見た目は20歳、 中身は73歳! とっても可愛いのに… どこか変? 誰にも言えない秘密を抱えた、 “超絶あやしい20歳”が 日本中を魅了する…!

いきなり、20才

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INTRODUCTION

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introduction

水田伸生監督最新コメディに、多才な実力派キャストが結集

『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』を始め、コメディ映画でヒットを連発してきた水田伸生監督。

そんな“コメディ映画のプロ”が新たに挑むのは、「見た目は20歳、その中身は73歳」という、異色のヒロインが巻き起こす人生リセット劇です。

誰にも言えない秘密を抱えた主人公・節子と、周囲が織りなすジェネレーションギャップ。20歳の節子(中身は73歳)を中心に、19歳の孫、アラサーイケメン、幼馴染のお爺ちゃんまでも巻き込んだ、世代を超えた恋の四角関係!若返ったことで年齢が逆転してしまう母と娘の関係など、新たな笑いの形が生まれました。

水田伸生監督最新コメディに、多才な実力派キャストが結集

今回、水田監督のもとには、多才なキャスト陣が結集。“あやしい”ヒロイン・節子を演じるのは、異性からはもちろん同性からの支持も高い、愛され女優№1の多部未華子。威勢よく啖呵を切ったり、七変化のようにクルクル変わる表情を見せたりと、抜群のコメディエンヌぶりを発揮しています。

多部と二人一役・若返る前の主人公を演じるのは、長年日本映画界を支えてきた大女優・倍賞美津子。クールなイメージも強い倍賞が魅せる、意外なほどのチャーミングさも必見です。また小林聡美を始め、要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎ら各年代の演技派俳優が、物語をパワフルに掻き回します。

見た目は20歳、中身は73歳。いまだかつてない異色のヒロインが誕生

可愛いルックスと天性の歌声でまわりを魅了するも、ひとたび口を開けば超毒舌!相手かまわず罵声を浴びせ、説教もする。そんな破天荒で“あやしい”ヒロイン・節子(=カツ)。

多部にとって73歳の役を演じるのは、もちろん初めての経験。二人一役となる倍賞の動きやクセなどを研究したり、73年の人生で主人公が見つめてきた景色をイメージしながら、節子という役を構築していきました。ひとたび撮影に入ればとことん役になりきって、奇妙な動きに、軽快なステップ、豪快な白目姿まで、全ての演技(奇行?)に躊躇なく挑み、かつてない魅力的なヒロイン像を生み出しました。

世代を超えて心を震わせる60年代の名曲たち

笑い、人間ドラマ…そして本作のもう1つの重要なファクターとなるのが音楽。

「見上げてごらん夜の星を」、「真赤な太陽」、「悲しくてやりきれない」…。

劇中では、主人公がその人生の糧とした、時代を彩る名曲たちが登場し、映画を盛り立てます。

水田監督がたまたま観劇した舞台(「キレイ~神様と待ち合わせした女~2014」)で生歌を聴き、「彼女ならいける」と太鼓判を押した多部の歌声。しかし実は、多部は歌に強い苦手意識を持っていました。

世代を超えて心を震わせる60年代の名曲たち

撮影前の多忙なスケジュールの中、3か月もの音楽特訓を受け、練習に練習を重ねました。73歳の心を持つ彼女の歌だからこそ、世代を超えて人々の心を震わせ、魅了することができる…。多部は水田監督の指導のもと、その歌声に主人公の生きてきた人生を重ね、女優だからこそできる表現で名曲の数々を歌い上げました。

劇中歌プロデュースとして楽曲のアレンジを手掛けた音楽プロデューサー=小林武史に「まるで別人のようになっている」と評されるほどに成長した多部。本編には、歌への苦手意識などみじんも感じさせない自信にあふれた力強い歌声が収録されています。

もう一度人生をやり直したことで気づく、本当に大切なもの。

老いも若きも、一度は考えたことがあるに違いない「もしもあの時、違う道を選んでいたら…」という究極のif。

激動の時代に女手一つで一人娘を育て、望むような人生を生きてこられなかった節子は、突然20歳の容姿を取り戻したことで、初めて“自分の望んだ人生”を歩み始めます。歌手になる夢を叶え、淡い恋をして…。

そんな奇跡のような日々を送る中で、節子が改めて気づいたのは、自分が今まで生きてきた人生の意味と、本当に大切なもの。

もう一度人生をやり直したことで気づく、本当に大切なもの。

一度は壊れかかった、母と娘の絆。家族に襲いかかった危機を前に、主人公はどんな選択を下すのか。コメディ映画の枠を超える深く大きな感動に、観る者すべてが、あたたかな涙につつまれます。

そう、これは他でもない“あなたの物語”――

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背景

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トラブルメーカー=瀬山カツ・73才

下町の商店街を鼻歌まじりに闊歩する瀬山カツ(倍賞美津子)は、お年寄り仲間からも煙たがられる毒舌おばあちゃん。

パートをしている銭湯でも、ことあるごとにシングルマザーでキャリアウーマンの娘・幸恵(小林聡美)や、自称・バンドマンの孫・翼(北村匠海)の自慢話を繰り返すカツに、みんな内心うんざり。だが若かりし頃からカツに恋心を抱き続ける中田次郎(志賀廣太郎)だけは、いつもカツの一番の味方。

次郎に思いを寄せる相原みどり(金井克子)はそれが面白くなく、カツとつかみ合いの大喧嘩になることもしばしばだ。

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謎の写真館が、すべてを変える

しかしその自慢の娘・幸恵との仲も最近はぎくしゃく。女手一つで娘を育て、何かと恩着せがましい物言いをするカツに、ある日とうとう幸恵が爆発。喧嘩となり、思わずカツは家を飛び出してしまう。

そのままトボトボ夜道を歩いていると、見たこともない小さな写真館を発見。ウィンドウに飾られていたのは、大好きなオードリー・ヘップバーンの写真。何かに吸い寄せられるように写真館に入っていくカツは、店主(温水洋一)に言われるがまま、カメラの前へ。「私がこのカメラでお姫様にしてあげますよ」そう微笑んで、店主はシャッターを切った…。

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いきなり20歳で、人生リスタート!

写真館を出たカツはバイクのミラーに映る自分を見て驚愕する…。そこには20歳に若返った自分(多部未華子)の姿があった。

“これは好きに生きてこられなかった自分へ神様がくれたチャンス!”とばかりに、意気揚々と「やりたいこと」へ一直線…。だが、いざとなると「やりたいこと」が全く思いつかないカツの足は、いつもの銭湯へ向かう。

次郎や次郎の娘・麻衣子(三鴨絵里子)と会ったカツは名前を尋ねられ、あこがれの「オードリー・ヘップバーン」と「原節子」から、「大鳥節子」と勢いで答え、この日から節子として生きることに。

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天性の歌声が大騒動を巻き起こす

次郎宅に居候することになった節子は、商店街の“のど自慢大会”に出かける。飛び入り参加で「見上げてごらん夜の星を」を熱唱。その透き通った優しい歌声は、会場にいた次郎たち、孫の翼、そして音楽プロデューサーの小林拓人(要潤)を一斉に魅了してしまう。

節子の声に惚れこんだ翼は、自身のバンド“怪しい彼女”のボーカルに節子を誘う。ちょうどボーカルのアンナ(越野アンナ)がバンドを辞めてしまった矢先での出会いに、翼は興奮気味。かわいい孫のためにと、ひと肌脱ぐことを決意した節子は、それまで翼たちがやっていた音楽を騒音だと言い切り、十八番の「真赤な太陽」を生き生きと歌い上げる。

一方、のど自慢大会以来、節子の声に運命を感じた小林は、節子を発見し密かに後をつけるも、再び節子を見失ってしまう。

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次郎、節子の正体に気付く

母の失踪以来、捜索を続ける幸恵は、少しずつカツの過去を知ってゆく。

一方、カツの身を案じる次郎は、彼女の失踪と時期を同じくして突然現れた節子を疑い追い詰めるが、逆に節子に拘束&監禁されてしまう始末…。だがようやくそこで、節子=カツという事実に気付くのだった。

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ついに歌手デビュー、夢が大きく動き出す!

小林は、ネットの動画で“怪しい彼女”として歌う節子の姿を発見。節子たちを呼び出し、大人気音楽番組への出演を打診。そこで披露した「悲しくてやりきれない」が多くの人の心にしみわたり、“怪しい彼女”は一気に知名度を上げ、ついには人気ロックフェスへの特別出演が舞い込むほどに!

バンド活動が軌道に乗る中、節子と小林との距離が急速に近づいていく。亡き夫以来の恋心に、戸惑いながらも胸の高鳴りが止められない節子。そんな節子を見て、複雑な思いの翼、次郎…。それぞれの想いが交錯する中、迎えたロックフェス当日、事件は起こる。その時、節子がとった意外な行動は――

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背景
  • 多部未華子

  • 倍賞美津子

  • 小林聡美

  • 要潤

  • 北村匠海

  • 金井克子

  • 温水洋一

  • 志賀廣太郎

多部未華子

1989年生まれ、東京都出身。

秋山貴彦監督『HINOKIO』(05)のオーディションで1000人の中からメインキャストに抜擢され、スクリーンに鮮烈な印象を残す。同年に公開された『青空のゆくえ』(長澤雅彦監督)と共に、第48回ブルーリボン賞新人賞を受賞、一躍注目の的に。

本格的な連ドラ出演となった「山田太郎ものがたり」(07/TBS)ではテンションの高いヒロインを熱演しコメディエンヌとしての才能も発揮。演技の幅を広げ、その後も映画やドラマ、舞台、CMと様々なジャンルで活躍、舞台「農業少女」で第18回読売演劇大賞優秀女優賞杉村春子賞を受賞。

主な映画出演作に、『夜のピクニック』(06/長澤雅彦監督)、『君に届け』(10/熊澤尚人監督)、『映画 深夜食堂』(15/松岡錠司監督)、『ピース オブ ケイク』(15/田口トモロヲ監督)など。

倍賞美津子

1946年生まれ、茨城県出身。

67年『純情二重奏』(梅津明治郎監督)で映画デビュー。79年『復讐するは我にあり』(今村昌平監督)で第22回ブルーリボン賞助演女優賞受賞。『楢山節考』(83/今村昌平監督)、『陽暉楼』(83/五社英雄監督)などの出演を経て、『友よ、静かに瞑れ』(85/崔洋一監督)、『恋文』(85/神代辰巳監督)で、第9回日本アカデミー賞他、主演女優賞を総なめに。

その後も『うなぎ』(97/今村昌平監督)、『東京夜曲』(97/市川準監督)など様々な作品に精力的に出演し、日本映画界を代表する演技派女優としての地位を確立。その長年の貢献に対して01年に第56回毎日映画コンクール田中絹代賞が贈られた。

近年も『ぐるりのこと。』(08/橋口亮輔監督)、『デンデラ』(11/天願大介監督)など話題作に出演し、日本映画界の第一線で活躍を続けている。

小林聡美

1965年生まれ、東京都出身。

映画、TVドラマ、舞台と話題作に出演しながら、エッセイ集の出版など、多岐にわたって活躍。

主な出演映画に、荻上直子監督の『かもめ食堂』(06)、『めがね』(07)、『ガマの油』(09/役所広司監督)、『プール』(09/大森美香監督)、『マザーウォーター』(10/松本佳奈監督)、『東京オアシス』(11/松本佳奈監督、中村佳代監督)、『紙の月』(14/吉田大八監督)、『犬に名前をつける日』(15/山田あかね監督)。

TVドラマでは「すいか」(03/NTV)、「神はサイコロを振らない」(06/NTV)、「赤鼻のセンセイ」(09/NTV)、「パンとスープとネコ日和」(13/WOWOW)、「山のトムさん」(15/WOWOW)。

要潤

1981年生まれ、香川県出身。

01年「仮面ライダーアギト」(EX)で俳優デビューし注目を集め、同年公開の田崎竜太監督『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』で映画初出演。

その後もドラマ、映画、CM、舞台など多方面で活躍。主な出演映画に『UDON』(06/本広克行監督)、『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』(08/マッコイ斉藤監督)、『GOEMON』(09/紀里谷和明監督)、『神様のカルテ』シリーズ(11、14/深川栄洋監督)、『ライアーゲーム -再生-』(12/松山博昭監督)、『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』(13/中尾浩之監督)など。,/

話題作に続々と出演し、好青年からひとクセある人物、そして謎のキャラクターまで、様々な役を演じ分ける実力派として活躍。今年公開作に『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』(6月/和泉聖治監督)。

北村匠海

1997年生まれ、東京都出身。

08年『DIVE!!』(熊澤尚人監督)にて映画初出演。以降、音楽・映像それぞれのフィールドで活躍を重ねる。13年ダンスロックバンドDISH//のメンバー(メインボーカル&ギター担当)としてソニー・ミュージックレコーズからメジャーデビュー。『陽だまりの彼女』(13/三木孝浩監督)では主人公の中学時代を好演し話題に。

本作では、今までの活動を活かし、バンドのギタリスト役として、演技のみならず自身のギターの腕も披露。今年は『信長協奏曲』(1月/松山博昭監督)、『セーラー服と機関銃-卒業-』(3月/前田弘二監督)、『ディストラクション・ベイビーズ』(5月/真利子哲也監督)と話題作への出演が続き、今後の活躍に注目が集まる若手俳優。

金井克子

大阪府出身。

1953年西野バレエ団入団。14歳の時、読売テレビ「バレエ劇場」でプリマとして芸能界デビュー、高く評価を得る。62年歌手デビュー、64年よりNHK「歌のグランド・ショー」にレギュラー出演。歌って踊れるミュージカルスターとしての道を歩み始める。

73年「他人の関係」をリリース、大ヒットとなり数々の賞を受賞。その後も映画、TV、舞台などマルチに活躍。映画『暴れ犬』(65/森一生監督)、『縁結び旅行』(70/瀬川昌治監督)、舞台「アニー」(93)、「エニシング・ゴ-ズ」(96)、「アイリーン」(98)、など多数。14年フジテレビ「昼顔」の主題歌で「他人の関係」を一青窈がカバーし再び注目を集める。

現在もTV、CM、ライブなどで精力的に活躍、とくに毎年東京コットンクラブ、ビルボードライブ大阪のライブでは大好評を得ている。映画は02年の『折り梅』(松井久子監督)以来の出演。

温水洋一

1964年生まれ、宮崎県出身。

88年より数々の小劇場出演を経て、遊園地再生事業団、村松利史プロデュース、竹中直人の会などに出演、個性的な舞台俳優として頭角を現す。以降、数々の映画、ドラマで名バイプレイヤーとしての地位を築く一方、バラエティ番組にも多数出演し、お茶の間の人気者に。

映画では竹中直人監督『119』(94)、山崎貴監督『ALWAYS』シリーズ(05、07、12)、三木聡監督『ダメジン』(06)、『インスタント沼』(09) など数々の作品に参加、その出演作品は70本を超える。

今年は2月に『珍遊記』(山口雄大監督)、6月には『サブイボマスク』(門馬直人監督)と公開作が控えている。舞台・映画・ドラマとその活躍は幅広く、神出鬼没の個性派怪優。本作は、舞台「七人ぐらいの兵士」(00、15)、「PRESS~プレス~」(12)、映画『252 生存者あり』(08)に続いての水田作品への参加となる。

志賀廣太郎

1948年生まれ、兵庫県出身。

90年に青年団に入団。舞台を中心に活躍。98年、じんのひろあき監督『もう、ひとりじゃない』で映画初出演を果たし、その後、味のある渋い声と確かな演技力で、テレビ、映画、CMなど活動の幅を広げ、様々な場面に欠かすことのできない存在に。

ドラマでは「アンフェア」(06/CX)、「ハゲタカ」(07/NHK)、「半沢直樹」(13/TBS)など多くの話題作に出演。そして「三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~」(14/TX)では、頭脳派のおっさんノリ役を好演。痛快で勧善懲悪な“おっさん”の活躍が視聴者の共感を呼び、翌15年にはシリーズ2作目が放送された。

主な映画作品は『川の底からこんにちは』(10/石井裕也監督)、『ジャッジ!』(14/永井聡監督)、『幕が上がる』(15/本広克行監督)など多数。

背景
  • 監督 水田伸生

  • 脚本 吉澤智子

  • 音楽 三宅一徳

  • 劇中歌プロデュース 小林武史

  • 撮影 中山光一

  • 美術 磯見俊裕

  • 照明 松本憲人

  • 録音 鶴巻仁

  • 編集 平澤政吾

  • 原作映画 『Miss Granny』

  • 主題歌 anderlust(アンダーラスト)「帰り道」

監督 水田伸生

1958年生まれ、広島県出身。多彩なジャンルのドラマを手掛け多くの人気作を生み出し、ドラマ界で活躍する中、06年『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』で映画初監督。以降もドラマと並行して映画を撮り続け、『舞妓Haaaan!!!』(07)、『謝罪の王様』(13)で大ヒットを記録するなど、話題作を次々と世に送り出す。コメディに定評がある一方、TVドラマでは「Mother」(10/NTV)や「Woman」(13/NTV)などシリアスな人間ドラマでも高い評価を受け、14年「Woman」の演出により第64回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。主な映画作品には『252 生存者あり』(08)、『なくもんか』(09)、『綱引いちゃった!』(12)など。

脚本 吉澤智子

神奈川県出身。コメディからサスペンス、ホームドラマ、ラブファンタジーなど幅広いジャンルを手掛ける。ハートウォーミングでありつつ毒も含んだコメディを得意とする一方で、前職である記者の経験より、綺麗事ではない社会の”今”を切り取り、物語の中に描くことも得意とする。大河ドラマ「八重の桜」(13/NHK)、「Dr.DMAT」(14/TBS)、「ヒガンバナ~女たちの犯罪ファイル~」(14/NTV)などドラマを中心に活躍。最新作は「ダメな私に恋してください」(16/TBS)。

音楽 三宅一徳

1963年、沖縄県出身。東京藝術大学作曲科卒業。フルオーケストラのスコアから、シンセサイザーの打ち込み、バンド、純邦楽器や民族楽器まで、あらゆる方法で音を紡ぎだし、映画・ドラマ・アニメ・CMと幅広いジャンルに楽曲を提供。数々のアーティストの楽曲アレンジやプロデュースも手掛ける一方、式典音楽の作詞作曲やイベント音楽にも積極的に関わり続けている。水田伸生監督作品には、「Woman」(13/NTV)、『謝罪の王様』(13)、「Dr.倫太郎」(15/NTV)などに続く参加となる。

劇中歌プロデュース 小林武史

音楽プロデューサー、キーボーディスト。日本を代表する数多くのアーティストを手がけ、その名を馳せる。映画音楽においても数々の作品を生み出し、代表作として『スワロウテイル』(96/岩井俊二監督)、『リリイ・シュシュのすべて』(01/岩井俊二監督)、『愛と誠』(12/三池崇史監督)、『起終点駅 ターミナル』(15/篠原哲雄監督)などがある。『BANDAGE バンデイジ』(10)では、音楽のみならず監督も務め、活躍は多岐にわたる。

撮影 中山光一

1960年生まれ。第12回スペインセマナ国際ファンタスティック映画祭にて最優秀撮影監督賞、第67回 MPTE AWARDSにて映像技術賞を受賞。近作に『ツナグ』(12/平川雄一郎監督)、『真夜中の五分前』(14/行定勲監督)、『くちびるに歌を』(15/三木孝浩監督)など。水田監督作品には映画『なくもんか』(09)、『綱引いちゃった!』(12)、『謝罪の王様』(13)、ドラマ「Mother」(10/NTV)、「Woman」(13/NTV)に続いての参加となる。

美術 磯見俊裕

1957年生まれ、京都府出身。カンヌ国際映画祭で高い評価を受けた『誰も知らない』(04/是枝裕和監督)をはじめ数々の話題作に参加。『ワンダフルライフ』(99/是枝裕和監督)で第54回毎日映画コンクール美術賞、『血と骨』(04/崔洋一監督)で第28回日本アカデミー賞優秀美術賞を受賞。近作に『渇き。』(14/中島哲也監督)、『合葬』(15/小林達夫監督)など。また、映画のプロデュース、東京藝術大学大学院教授を務めるなどその活動は多岐にわたる。

照明 松本憲人

1969年生まれ、京都府出身。主な作品に、『ツナグ』(12/平川雄一郎監督)、『共喰い』(13/青山真治監督)、『どうしても触れたくない』(14/天野千尋監督)、『くちびるに歌を』(15/三木孝浩監督)、『ピンクとグレー』(16/行定勲監督)など。水田伸生監督作品へは『謝罪の王様』(13)に続いて2度目の参加となる。

録音 鶴巻仁

1959年生まれ、新潟県出身。『ラスト・フランケンシュタイン』(91/川村毅監督)で録音技師としてスタート。山崎貴監督の『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(07)で第29回、第31回日本アカデミー賞最優秀録音賞を二度受賞。近作に『漫才ギャング』(11/品川ヒロシ監督)、『駆込み女と駆出し男』(15/原田眞人監督)など。水田伸生監督作品には『舞妓Haaaan!!!』(07)、『謝罪の王様』(13)をはじめ多くの作品に参加。

編集 平澤政吾

1965年生まれ、静岡県出身。水田伸生監督作品『舞妓Haaaan!!!』(07)の編集で第31回日本アカデミー賞優秀編集賞を受賞。同年、Asian Film Awards 2008では、Best Editorにノミネートされた。以降、『なくもんか』(09)、『綱引いちゃった!』(12)、『謝罪の王様』(13)と水田伸生監督作品に参加、映画以外にも、TVドラマ、ドキュメンタリーやライブビデオなど、活動の幅を広げている。

原作映画 『Miss Granny』

2014年、韓国で公開され865万人の観客を動員。翌15年には中国でリメイクされ1160万人動員という大記録を打ち出した。同年12月にはベトナムでも公開されたが、その年公開されたベトナム映画の中で最高興行を記録するなど、今大きな話題を呼んでいる最強のコメディ作品。グローバルプロジェクトとして注目され、今後も、タイ、インドネシア、インド、そしてドイツでも製作準備が始まっており、まさに世界中から愛されるエンターテインメントとして成長を続けている。

主題歌 anderlust(アンダーラスト)「帰り道」

シンガーソングライター越野アンナが新しい音楽表現を追求するためベーシスト西塚真吾と結成したユニット。越野アンナは1996年生まれ、6歳までLAで過ごす。日本人離れしたメロディーセンスと卓越した歌唱力が評価され、14年6月雑誌NYLON JAPAN×SonyMusic主催オーディション「JAM」でNYLON賞受賞。小林武史プロデュースのもと制作した楽曲「帰り道」が、映画監督・水田伸生氏の耳にとまり、映画『あやしい彼女』の主題歌&出演(越野のみ)という大抜擢を受ける。3月30日にソニー・ミュージックレコーズよりメジャーデビュー。

背景
  • 3か月に及んだ音楽特訓の日々

  • クランクインから盛りだくさん!踊る倍賞、スキップする多部

  • その歌声に瞬きをも忘れる!?

  • 最強コメディエンヌ=多部未華子、誕生!

  • 1000人が熱狂!そしてTV局での撮影は監督のこだわりも…

  • 母と娘の再生に号泣するスタッフ続出

  • 甘いラブラブシーンでクランクアップ

3か月に及んだ音楽特訓の日々

クランクインは9月。だがその3か月前から、多部未華子の音楽特訓は始まっていた。もともと「歌にはあまり自信がない…」と言っていた多部だが、劇中歌プロデュースの小林武史をはじめ、ボイストレーニングのNoriko K、振り付けの八反田リコの熱心な指導のもと、確実にスキルアップ。週3回ほどのハイペースなボイストレーニングに加え、北村匠海を始めとするバンド“怪しい彼女”のメンバーとのスタジオ練習をこなしていった。その結果、本番のレコーディングでは「仮歌入れの時とはまるで別人!」と小林をも驚かせるほどに。

また選曲にもかなり長い時間を要した。プロデューサー陣は1000曲を超える昭和歌謡を聴き込み、その中から作品のテーマに沿ったものをピックアップ。名曲であることは大前提として「歌詞の内容がストーリーにリンクしているもの」を意識し、選曲した。

クランクインから盛りだくさん!踊る倍賞、スキップする多部

クランクインは9月28日@佐竹商店街。日本で2番目に古いと言われるこの下町情緒あふれる商店街は、「カツを下町のおばあちゃんにしたかった」という監督の意図にもピッタリはまる。そんな商店街を「東京ブキウギ」を歌いながら、ゴキゲンなステップで闊歩する倍賞美津子。記念すべきファーストカットだが、実はここ、脚本では歌も踊りもナシ!「あのシーンで『東京ブキウギ』を歌うことは、“ブギなんてものが世の中にあるんだ!”というかつてのカツのハートから始まっている。あのファーストシーンでいきなりカツがステップを踏んだのは、コメディとしてやっているわけではなく、あくまでもリアリティなんです」(水田伸生監督)

そんな倍賞の一挙手一投足をじっと見つめる多部。「73歳の役は本当に難しい。でも私が言うのは失礼ですけど、倍賞さんがとっても可愛らしい方なので、73歳の女性を演じるというよりは倍賞さんを参考にしようと思いました」と後に語っている。そしていよいよ、節子登場!『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンを意識したスタイルで、腰の入ったスキップを踏みながらこちらも商店街を闊歩。念願のオシャレシューズを購入し、得意げにニッコリ♡そのままクルリときびすを返して再びスキップスキップ…。スタッフ一同「かわいい!」と絶賛する中、同じく多部の芝居を見学していた倍賞に監督が一言。「よろしいでしょうか?(笑)」もちろん笑顔でOKを出す倍賞であった。

その歌声に瞬きをも忘れる!?

多部の初歌唱シーンとなったのは、とある廃校でのロケ。北村演じる翼が率いるバンド”怪しい彼女”のメンバーが、メタル風メイクでノイジーな楽曲を披露。北村の勘違いしたドヤ顔芝居もコミカルで、監督も「なんであんな態度なんだろうね」とモニター前で笑いをこらえていた。そんな彼らを尻目に、教材用のコンパスをマイク代わりにおもむろに「真赤な太陽」をアカペラで熱唱する多部。昭和の香り高いステップを踏みながら、カメラに向かってセクシーに(?)挑発。北村の頬をチョンとつつく仕草も可愛らしく、監督からは「はい!100点満点!」の声が響いた。

後日撮影された路上ライブシーンは、多部にとって初めて一般の人たちの前で歌う体験。カメラが回るまでは決してはしゃぐ様子を見せない多部だが、いざ曲がかかり歌い出すとその堂々としたパフォーマンスで周囲を圧倒。その歌声の魅力は、要潤の「瞬き忘れる事件」でも顕著。撮影に入るまで、多部の歌声を一切聞いたことがなかった要は、のど自慢大会のシーンで初めて多部の歌を耳にする。その歌声の素晴らしさと多部のあまりの愛らしさに、長回しの1カット中、一度も瞬きをせずに多部を見つめていたことが監督からの指摘で判明。「思わず見とれてしまいました。後から多部ちゃんに“これ本当に多部ちゃんが歌ってるの?”って聞いちゃったくらいです(笑)」(要)

最強コメディエンヌ=多部未華子、誕生!

監督、スタッフ陣が絶賛する多部未華子の卓越したコメディセンスは、本作の随所で垣間見られた。夜の商店街で撮影された“フライ返しで痴漢撃退!”シーンでも、多部と要の勘の良さが炸裂。小林(要)を痴漢と思いこみ、スーパーで買ってきたばかりのフライ返しで小林のアゴをクイっと撫でるようにしていたぶる節子。されるがままの小林のリアクションもおかしく、監督もモニター前で大爆笑。

カツの服のまま公園で夜明かしした節子の“生きている喜び”が爆発するシーンでも、多部は驚きの集中力を発揮する。「初めて着た時から、どこにでも着ていけるなってくらいなじんでました」(多部)と本人も気に入っている様子の、クルクルパーマ&おばあちゃんファッションで、ぐるんぐるん肩を回し滑り台を一気に駆けあがったかと思うと、鉄棒で懸垂!奇妙なダンスまで披露する節子だが、多部自身は本番が始まる前は至って物静か。それがカメラが回り始めるとまさに別人のように、スイッチが入る。その瞬発力、そして軽やかに動き回る高い身体能力はもはや驚異的であった。

1000人が熱狂!そしてTV局での撮影は監督のこだわりも…

約1000人のエキストラを集めて撮影された、スタジオコーストでのフェスシーンは撮影現場にとってもひとつのクライマックスとなった。「このシーンを撮る数日前からTVでアーティストさんを見る度に、すごいなと。もう、尊敬しかないです!」と語っていた多部は、さすがに大勢の観客を前に緊張気味。だがそこは「本番に強い!」とプロデューサー陣も太鼓判を押す多部。カメラが回り始めると、硬かった表情が嘘のように観客をあおり、観客と一体となって熱唱。劇中歌プロデュースの小林武史のアイディアで、当初は予定されていなかった観客とのコール&レスポンスが急きょ付け加えられることになった。まるで往年のアーティストのように観客とのコラボを楽しむ多部。撮影の合間、自前のカメラで観客席を撮影するなど後半はかなりリラックスしている様子だった。

そんなノリノリのライブとは対照的だったのが、数日後に撮影されたTV局での歌唱シーン。ここで彼女が歌ったのは、しっとりした「悲しくてやりきれない」のリアレンジ。カツとしての人生を回想し、涙を流しながら歌う感動的なシーンだ。監督もこのシーンに関しては「何十回もできるものではない」と当初から決めていたらしく、現場に心地いい緊張感が漂う。そんな空気の中、リハーサルでは涙を流さなかった多部だが、本番になるとその瞳はみるみる潤み始め、あっという間に美しい涙が流れ出す。その情感あふれる歌声と、節子の心境が見事にシンクロし、取材に訪れていたマスコミ陣が思わずもらい泣きする一幕も。

そしてこのシーン、実は今もTV局に所属するディレクターである水田監督の隠れたこだわりも炸裂していた。本来なら番組収録はいわゆるダミーのため、画面に映り込むTVクルーは本物でなくてもいいはず。だが「例え映画の1シーンであっても、嘘のTV番組を作りたくない」という監督の強い意志が尊重され、このシーンにはすべて、リアルなTVクルーが揃えられており、実際にTV番組が収録できる体制で映画の撮影がされた。監督のTVマンとしての矜持を見た瞬間であった。

母と娘の再生に号泣するスタッフ続出

多部と小林聡美の最大の見せ場になるのが、病院での“母と娘”の絆の再生シーン。孫の翼の命の危機を前に、すべてを悟った2人が思いのたけをぶつけ合うという、ストーリーの核となる最も大事な箇所だ。段取りで「ここには語り切れない思いがあります。思いは湧いてきてるのに、あえて言葉にしない“・・・・(沈黙)”です」などと2人に熱く説明する監督。そして日が暮れるのを待って、いよいよ撮影が再開。3~4分はあろうかという長回し。そしてむやみにリテイクはできないシーンであるとその場にいる全員が理解しているため、つばを飲み込むのもためらわれるような緊張感と静寂が現場を包んでいる。この日ばかりはいつも和やかに談笑している多部と小林の間に、会話はない。それぞれが役に怖いほど集中しているのが分かる。テストではやや抑え目の芝居をしていた2人だが、やはり本番での演技は別格。むせび泣く小林の背中を優しくなでる多部。華奢な20才の女の子が、大きくてあたたかい母親にしか見えない。そして何よりも、この2人が母と娘であるという事実が確かに伝わってくる。気付けば静かに涙を流しているスタッフ陣が続出。監督の「カット!」の一声が、いつもより力強く響き渡った。

甘いラブラブシーンでクランクアップ

10月末。ついに多部と要が同時にクランクアップ。最後は古民家を改装したという設定のレトロな小林宅で、ほろ酔い&ラブラブな甘い雰囲気。ここで節子が見せる“キス顔”も、脚本にはない演出だったが、節子の意外な「肉食女子」の部分が見られて(?)女性にも共感度が高い1シーンとなった。ワインを豪快に吹くシーンでは、要の吹き出しスキルの高さ(笑)が光り、現場は和やかムードで終了。「最後の最後に素敵なラブシーンで終われて幸せです。皆さんのおかげで上質な毎日を過ごすことができました」(多部)

背景
映画『あやしい彼女』公式サイト Loading…